【実録】ブログのインデックスが消えた理由。新旧URLの「共食い」という盲点

2026年3月27日金曜日

レビュー

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ブログをHTTPS化し、心機一転「さあ書くぞ」と意気込んだ矢先、多くのBlogger運営者が直面する壁があります。それは、以前この記事でも【初心者向けレビュー】Googleサーチコンソール(GSC)の使い方とメリット 紹介したサーチコンソール(以下、サチコ)上での「インデックス未登録」という名の拒絶です。

以前この記事ブログ名が変わらない…リダイレクトエラーの山に萎えた私が「301」で確信を得るまで でも紹介したように、ブログ名を一新し、ドメインの正規化を目指している最中の運営者にとって、サチコの数字は残酷です。新記事を投入しても、インデックス登録済みの数字は微動だにせず、むしろ「過去に登録されていたはずの記事」までが検索結果から姿を消していく。この「減っていく恐怖」は、ブログ運営のモチベーションを根底から揺るがす死活問題です。

1. 【精密検証】インデックス停滞の裏に隠れた「二人の自分」

なぜ私の記事は、Googleに無視され続けるのか。その答えを探るため、私はブラウザをシークレットモードで開き、「site:[自分のブログURL]」というコマンドで、Googleにインデックスされている全ページを洗い出しました。

そこで目にしたのは、検証ブロガーとして看過できない「異常事態」でした。

検索結果の最上部に、「http(旧アドレス)」と「https(新アドレス)」のトップページが、全く同じブログ名で2つ同時にインデックスされていたのです。

通常、引っ越し(HTTPS化)が完了すれば古いURLは検索結果から速やかに消え、新しいURLに評価が統合されるはずです。しかし、私のブログはGoogleの中で「新旧どちらを優先すべきか」というパニックを引き起こしていました。この「重複(共食い)」が起きている間、Googleはサイト全体の信頼性を低く見積もり、新しく書いた記事を「正解が不明なコンテンツ」として、Google検索結果の表舞台から排除していたのです。

2. 【矛盾の極み】なぜ記事を書くほど「リダイレクトエラー」が増えるのか?

さらに不可解だったのが、サチコ内の数値の動きです。インデックス登録済みの数は一向に増えないのに、「リダイレクトエラー」という項目だけが、まるで嫌がらせのように右肩上がりで増殖し続けていたのです。

新記事を書き、インデックス登録をリクエストするたびに、そのURLがエラーボックスへと放り込まれる。この矛盾には、Googleの「迷い」が反映されていました。

サイトマップの最終読み込み日時を確認すると、Googleは私の新記事を読み込みに来てはいることはわかりました。しかし、トップページに新旧の不整合があるために、「この新しい記事も、本当にHTTPS版で登録していいのか?それともHTTP版の残像なのか?」と確信が持てず、結局「リダイレクトが不安定である」という名目で登録を見送っていたのです。記事を書けば書くほど、この不信感がエラーの数となって積み上がっていく……まさに負の連鎖でした。

3. 【真相】「代替ページ」という保留ボックスの存在

リダイレクトエラーと並んで、今回最大の障壁となっていたのが「代替ページ(適切な canonical タグあり)」というステータスです。

これは一見、「正規のページが他にあるから大丈夫ですよ」という安全な通知に見えます。しかし、実際には「Googleが本物(正規URL)を決めかねて、判断を先送りにしている保留リスト」でした。私の10数件の記事が、この「代替ページ」という名の倉庫に押し込められたまま、何ヶ月も検索結果に浮上できずにいたのです。

4. 【決断】再検証という名の「最終勧告」

このままエラーを放置してGoogleの自動判別に任せていては、いつまで経っても「八起き」の瞬間は訪れない。そう確信した私は、サチコ上で2つのアクションを同時に起こしました。

「リダイレクトエラー」と「代替ページ」、この両方の項目に対して「修正を検証」を開始したのです。

巷では「削除リクエストで古いURLを消すべきだ」という意見もありますが、私はあえて正攻法を選びました。古いHTTPが持っていた「過去の評価」を捨てるのではなく、新しいHTTPSへと強制的に「統合」させるよう、Googleに強力なプッシュを送ったのです。道(URL)も繋がっている、身分(HTTPS)も本物だ。この矛盾のない証明をセットで再提示し、Googleに「迷う余地」を与えない決断をしました。

リダイレクトエラーと代替ページほか

結論:検証魂で「Googleの迷走」を断ち切る

リクエストを放った翌朝、再び「site:」検索を行うと、そこには微かな、そして確実な変化がありました。それは停滞していたインデックス数が1件増え、Googleのクローラーが再び私のサイトを「生きているブログ」として扱い始めたのです。

今回の検証で得た教訓は、「GoogleのAIも迷走する」ということです。その迷走を止めるのは、私たち管理者の明確な意思表示(再検証)しかありません。

もしあなたのブログも、インデックスが増えずにエラーだけが増えているなら、一度「site:」検索で自分のブログの現状を直視してみてください。新旧の自分たちがケンカしていないか。もしケンカしているなら、その仲裁(再検証)をできるのは、他ならぬあなた自身なのです。

七度転んでも、八度目に正しいボタンを押せばいい。今回の検証が、同じ悩みを持つ誰かの「八起き」のきっかけになれば幸いです。

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