先日放送された『タモリステーション』、皆さんはご覧になりましたか?
テーマは「なぜ日本人は熱狂した?ヒット商品100年史」。
昭和2年のグリコから始まる100年間のヒットチャート。その最新の到達点として、ひときわ異彩を放っていたのが、大阪・関西万博の象徴「ミャクミャク」でした。
赤い細胞が連なったような輪っかに、青い体が融合したあの独特なフォルム。番組では、当初「不気味だ」とさえ言われたあのキャラクターが、なぜここまで日本人に受け入れられ、愛着を持たれるようになったのかが深掘りされていました。
番組を観ていて改めて突きつけられたのは、日本という国がいかに「キャラクター」を愛し、そこに魂を宿らせるのが得意かという事実です。かつてヤンマーの「ヤン坊マー坊」が茶の間に親しまれたように、私たちは形のない思想を、キャラクターという「依り代(よりしろ)」を通して受け入れてきました。
検証亭試八は、100年続くヒットの系譜になれるか?
そこでふと考えたのです。
当ブログのマスコットキャラクターである「検証亭試八(けんしょうてい ためはち)」はどうだろうか、と。
作った私がいうのもなんですが、「七転び八起き(七試み八起き)」の精神を体現し、日々泥臭く検証を続ける彼もまた、この日本独自のキャラクター文化の末端に連なる存在です。
1. 「引っかかり」が「愛着」に変わる瞬間
『タモリステーション』の分析で興味深かったのは、ミャクミャクが当初敬遠されながらも人気を得たのは、日本古来の「八百万(やおよろず)の神」や、異形のものを受け入れてきた寛容な文化があるから、という視点でした。完璧な美形ではなく、どこか「引っかかる」要素があるからこそ、私たちはそこに独自の生命力を感じ、目が離せなくなるのです。
我らが「検証亭試八」も、単なる可愛さだけを目指したキャラではありません。ダルマをモチーフにしたその姿には、失敗しても立ち上がる強さと、何事も自分で確かめずにはいられない「検証」への執念が詰まっています。
2. 「完成された正解」より「動いている過程」を愛でる
現代はAIが瞬時に「正解らしきもの」を提示してくれる時代。だからこそ人々は「実際にやってみたらどうなるのか?」という泥臭いプロセスに飢えているのではないでしょうか。
「検証亭試八」の名に込めたのは、まさにその「動いている過程」です。失敗しても、もう一度試してみる。自分の手で真実を確かめる。ミャクミャクが万博の「命の輝き」を可視化した存在なら、検証亭試八は「試行錯誤という名の命の躍動」を可視化した存在です。
LINEスタンプも第6弾まで制作してきましたが、これからも「この不器用な感じがいいんだよな」と感じてもらえるような、皆さんの日常に寄り添うキャラクターとして歩んでいきたいと思います。


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