【松栄堂】堀川と白川で心を整える。私が実感した「香りの焚き分け」の効果

2026年4月30日木曜日

レビュー

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慌ただしく過ぎていく日常の中で、ふと「あ、今少し心が波立っているな」と感じる瞬間はありませんか?そんな時、私をそっと元の場所に戻してくれるのが、お香を焚く時間です。

私が愛用しているのは、京都の老舗・松栄堂の「芳輪(ほうりん)」シリーズ。中でも、不動の人気を誇る「堀川」と、清々しさが際立つ「白川」の二つは、私の生活に欠かせない双璧となっています。

松栄堂の芳輪

甘く濃密な「堀川」と、清廉な「白川」の違い

松栄堂の芳輪シリーズは、伝統的な白檀(サンダルウッド)をベースにしながらも、現代の空間に馴染むよう調合されています。この二つの香りは、似ているようでいて全く異なる表情を見せてくれます。

「堀川」は、とにかくまろやかで濃厚な甘みが特徴です。火を灯した瞬間、まるで京都の高級旅館に足を踏み入れた時のような、あの品格ある香りが部屋いっぱいに広がります。この香りに包まれると、空間の温度が少し上がったような、包容力のある安心感を得ることができます。

対して「白川」は、堀川に比べるとずっと軽やかで、凛とした涼やかさがあります。白檀の甘さはありつつも、どこか洗練された瑞々しさを感じさせます。重すぎない香りなので、お香特有の「お寺感」が苦手な方でも受け入れやすい、非常にモダンな仕上がりです。

その日の気分で「焚き分ける」贅沢

私は、その日の自分の状態に合わせて、この二つを使い分けています。この「選ぶ」というプロセスこそが、自分と向き合う大切な時間になっています。

例えば、仕事で神経をすり減らした夜や、自分を労わってあげたい時には迷わず「堀川」を選びます。どっしりと深みのある甘さに身を委ねていると、外の世界で張り詰めていた糸がふっと緩み、思考が内側へ、静かな場所へと導かれていくのが分かります。

一方で、朝起きて部屋の空気を入れ替えたい時や、これから何かに集中したい時には「白川」を焚きます。この香りは、停滞していた空気をさらりと流してくれるような清涼感があります。気持ちをリフレッシュさせ、前向きに「さあ、始めよう」という気にさせてくれるのです。

「安定して過ごせる」という、香りの恩恵

お香を焚くようになってから一番の変化は、感情の起伏が穏やかになり、安定して過ごせる時間が増えたことです。火をつけ、煙がゆらゆらと細く立ち上がるのを眺めるわずかな数分間。この短い「句読点」があるだけで、生活にリズムが生まれます。

「この香りを焚けば、いつもの自分に戻れる」という安心感は、何物にも代えがたいものです。お香は単に「良い香りをさせるもの」ではなく、乱れた心を調律し、フラットな状態に戻してくれる「心のサプリメント」のような存在なのかもしれません。

堀川白川

おわりに

松栄堂の「堀川」と「白川」。どちらも素晴らしい香りですが、二つを揃えてその日の気分で使い分けることで、香りの楽しみはさらに深まります。もし、毎日の中で少しだけ「自分を整える時間」が欲しいと感じているなら、ぜひ一本の香りに火を灯してみてください。

その小さな煙が消える頃には、きっとさっきよりも少しだけ、穏やかな自分に出会えるはずです。

※香りの感じ方には個人差がありますが、松栄堂のお香は天然香料を大切にされており、初心者の方にも自信を持っておすすめできます。

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はじめまして!検証亭 試八(けんしょうてい ためはち)と申します。当ブログは 七試み八起き(ななこころみやおき)の公式ブログです。 実体験をもとに、商品・サービスの調査やレビューを行っています。 これからも気になるコトを試し、検証し、結果、皆様にとって良いことが起きますように。という思いで活動していきます。

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