「…やっぱり、そう簡単には売れないよなぁ」
LINEスタンプメーカーを使い、軽い気持ちでスタンプを作り始めてから1ヶ月半。最近は管理画面を開くたびに、そんな独り言が漏れるようになりました。
前回の記事 LINEスタンプメーカーでLINEスタンプを作って販売してみた結果|初心者が販売0円から見えた現実と学び(販売から17日目)のときは、まだどこかで「これから誰かに私が作ったスタンプを見つけてもらえるかも。あわよくば購入していただけたらうれしいな」なんて淡い期待を抱いていた気がします。でも、そこからの3週間は何も変わらずでした。通知もなければ、数字も動かない。ただただ時間が過ぎていく中で感じた、今の正直な気持ちを書き残しておこうと思います。
販売開始から45日。今のリアルな数字
まずは現状の報告から。飾っても仕方ないので、ありのままの数字を出します。2025年の年末に1作目を出してから、これまで計5セットをリリースしました。で、肝心の売上はというと、見事なまでに「0円」のままです。
・出したセット数:5つ
・売上合計:0円
・購入者数:0人
本当に、笑っちゃうくらい誰にも見向きもされていません。「誰か一人くらいは間違えて買ってくれるかも」なんて思っていた過去の自分を叱ってやりたい気分です。1ヶ月半経った今、この広い世界で私のスタンプを使っている人は一人もいません。
さらに言うと、実は私自身も私の家族もまだ自分のスタンプを一個も買っていません。
「まずは自分で買ったら?」という話なのですが、無料で使おうと思ったら使えるし(販売せずに無料を選択したら無料で使える)なんだか踏ん切りがつかなかったんです。自腹を切ってまで「これを使いたい!」と心から思えるのか。そう自分に問いかけたとき、自信を持って「YES」と言えない自分がいました。自分が欲しくないものを、他人が買うはずがない。0円という数字は、そんな私の甘さをそのまま映しているようで、少しだけ胸がチクりとしました。
1ヶ月半経って、ようやく目が覚めてきた
この3週間、ただボーッとしていたわけではありません。ショップを眺めながら、売れているスタンプと自分の何が違うのかを、一人のユーザーとしてずっと観察していました。そこで突きつけられたのは、「見つけてもらえないのは、この世に存在しないのと一緒」だという、当たり前すぎる現実でした。
毎日ものすごい数の新作が出る中で、私のスタンプが新着に載ったのはおそらくほんの一瞬だと思います。その後は、検索してもどこにいるのかすら分からない状態。無名の初心者がポンと置いただけでは、大海原に砂粒を一つ投げ込むようなものなんだと、ようやく実感として理解しました。
それに、これまでの作品はどこか「自分勝手」でした。「この写真がいい」「この言葉が面白い」という自分の基準ばかりで、それを受け取った相手がどう感じるか、どんな場面なら便利か、という視点が完全に抜けていたんだと思うんです。
新作5作目に込めた、ちょっとした意地
売上0円のまま1ヶ月を過ぎたあたりで、「もう向いてないのかな」と何度も思いました。でも、やっぱりどこかで悔しい気持ちが残っていました。せめて一度くらいは、自分の作ったものが誰かに届く瞬間を見てみたい。そんな意地で、この期間に5作目の新作を仕上げました。
今回は、これまでの反省を込めて、徹底的に「使いやすさ」だけを考えました。
文字はとにかく太く、大きく。スマホの小さな画面でパッと見て、0.5秒で意味が伝わるようにフォントを調整しました。フレーズも日常的に使える英単語(あえて英語にしてみました)の返信を楽にするためのものに絞りました。自分のこだわりを一度横に置いて、まずは「道具としての使いやすさ」そして「普通ではない珍しさ」を優先してみたんです。
0円なのに、なぜか手が動いてしまう理由
「一円も稼げていないのに、何が面白いの?」と聞かれたら、答えに困るかもしれません。でも、この1ヶ月半の試行錯誤は、なんだか不思議と充実していました。
「いいものを作れば売れる」ほど世界は単純じゃない。ターゲットを考えたり、見つけてもらう工夫をしたり。そんな、商売の基本みたいなことを、私はLINEスタンプという小さな入り口から学んでいる気がします。これは、ただ本を読んで知るのとは全く違う、痛みを伴う生きた知識です。
0円という結果は寂しいですが、スタンプを作るスピードは格段に上がりました。次はこうしよう、というアイデアも次々と湧いてきます。「次はもっとマシなものが作れるはず」という根拠のないワクワク感。それこそが、今の私にとっての最大の報酬なのかもしれません。そしていつか大バズりして一攫千金できたらという大きな夢があります。
まとめ:いつかどなたかの元に届く日まで
LINEスタンプメーカーを始めて1ヶ月半。私の挑戦は、今のところ「完全な赤字(時間の持ち出し)」で、成功とは程遠い状態です。でも、これを失敗だとは思いたくありません。本当の面白さがわかってきたのは、この「全く売れない期間」を経験してからだと思っています。
もし、これからスタンプを作ろうとしている人がいたら、「簡単には売れないよ」とだけは伝えたいと思います。でも、自分のスタンプがストアに並んだ時の、あの少し誇らしい気持ちは、一度味わってみる価値があるとも思いました。
いつか、管理画面に「1」という数字が灯るまで。もう少しだけ、沢山調査を行い、傾向を把握して、この泥臭い挑戦を続けてみようと思います。
売れない時間は、決して無駄じゃないと思っています。次こそはいい報告ができますように。


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