四重奏で奏でる上品な「となりのトトロ」。忘れかけていた弦の響きを、もう一度指先に。

2026年4月3日金曜日

レビュー

t f B! P L

先日、テレビ番組『芸能人格付けチェック』を視聴していた際のことです。番組内の企画で「弦楽四重奏」の音色を聴き分けるシーンがありました。課題曲は、誰もが知る名曲『となりのトトロ』でした。

普段、私たちが耳にする『トトロ』は、どこか懐かしく、子供たちが元気に歌うような温かいイメージが強いものです。しかし、ヴァイオリンやチェロといった弦楽器が奏でるそのメロディは、驚くほど上品で、格調高い輝きを放っていました。

「弦楽器が奏でる音楽は、これほどまでに人を魅了するものなのか」

改めてその音色の美しさに、思わず画面に見入ってしまいました。四重奏という編成になることで、一音一音が重なり合い、深みが増していくのを感じます。聴き慣れたはずのフレーズが、まるで上質なドレスを纏ったかのように、全く違った表情を見せてくれたのが非常に新鮮でした。

となりのトトロ

プロと小中学生、響き合う情熱

内容自体は「プロ」と「小中学生」の演奏を聴き分けるというものでした。もちろん、プロの演奏に一切の隙がないのは当然のことでしょう。しかし、驚かされたのは小中学生たちのパフォーマンスです。

彼らの演奏は、プロ顔負けと言っても過言ではないほど堂々としていました。一聴しただけでは区別がつかないほどの完成度、そして何より演奏に対するひたむきな熱量が音色に宿っているように感じられました。気がつけば正解発表の緊張感も忘れ、その瑞々しくも洗練された音の世界に、ただただ聴き惚れてしまいました。

眠っていた「低音」の記憶

その心地よい音の余韻に浸りながら、私はふと、部屋の片隅に視線を移しました。そこには、長い間ケースにしまわれたままの「ベース」があります。

かつては私も、弦を弾き、リズムを刻む楽しさに没頭していました。しかし、ブログの運営やデザインのカスタマイズ、LINEスタンプ制作といった新しい活動に時間を割く中で、いつの間にか楽器に触れる機会を失っていました。日々の「検証」に追われるうちに、自分自身の手で音を生み出すという感覚が、少しずつ遠ざかっていたのかもしれません。

しかし、あの日聴いた小中学生たちの真っ直ぐな音色は、私の中に眠っていた「プレイヤー」としての意識を強烈に揺さぶりました。

「自分も、もう一度あの弦の感触を味わいたい」

一本の弦が震え、空気が共鳴するあの独特の感覚。指先に伝わる低音の振動。それを思い出した瞬間、久しぶりにベースを手に取りたいという欲求が静かに、けれど確実にこみ上げてきました。

七試み八起き、ベース再開という検証

私のブログのタイトルは『七試み八起き』です。一度離れてしまったからといって、そこで終わりではありません。何度転んでも、また新しい興味を持って起き上がればいいと考えています。

小中学生があれほど素晴らしい音を鳴らせるのです。大人になった今の私が、改めて楽器と向き合うことで見えてくる景色や、新しい音の「検証」だって、きっとあるはずです。

まずは、ホコリを被っていたケースを開け、弦を張り替えるところから始めようと思います。次に『となりのトトロ』の四重奏を聴くときには、単なる聴き手としてだけでなく、同じように弦を愛する一人として、その上品な響きをより深く味わえるようになっていたいものです。

「七試み八起き」の精神で、私のベースライフ、再始動です。

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